7月17日は、京都八坂神社祇園祭の宵宮 翌日が本番巡行ですが残念ながら今年は、コロナウイルスの影響で中止。
7月の京都は、コンコンチキチン・コンチキチン 祇園囃子とともに祇園祭一色。祇園祭は、千年以上の歴史を持ち、7月いっぱい多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼です。
古くは、祇園御霊会とよばれ、日本各地に疫病が流行した時、平安京の神泉苑に当時の国の数66カ国にちなんで66本の鉾をたて祇園の神を祀りさらに神輿を送って災厄の除去を祈ったことにはじまるとか。
釘を一本も使わず縄がらみの伝統技法で組み立てる「山建て」「鉾建て」が各山鉾町で見られ必見です。
「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されてて 山や鉾の装飾品の美しさも見事、豪華絢爛「動く美術館」とも呼ばれています。
見所の一つが大きなものでは10トンを超える山鉾が方向転換する「辻回し」です、方向舵がない山鉾を青竹に水をかけその上で方向転換する、豪快です。
祇園祭の頃が旬を迎える鱧は、祇園祭に鱧を食べる習慣が根付き 鱧祭とも云われています。真夏に「生命力の強い鱧」=「鮮度のいい魚」だからでしょうね。
鱧の梅肉添え、鱧の天ぷら、鱧の照り焼き、鱧の落とし、等、等(^-^)
祇園囃子 人の流れに鉾が行く
青竹の きしむ音聞く辻まわし
祭り来て 鱧の梅肉汗鎮め